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Channel: 45歳で脱サラした男が50代を遊んで暮らす準備を始めたblog
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土地を買ってください。とか、

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知り合いの知り合いが土地を処分したがっている。

そこで、不動産業者である私に、仲介で購入者を探してほしいとの依頼であった。

知り合いの知り合いからの依頼とあれば、

なんとか協力してあげたいと思うのは当然のこと、

ま、本人には一度も会ったことはないのですが、、

早速、日曜日を使って現地を見学。

話には聞いていたことではありましたが、

到着して一秒でため息が出てしまった。

難あり。

間口約2メートル、

奥行き約5メートル。

面積約10平方メートル。

間違いなく建物は建つことはない。

そのエリアの坪単価は約130万円で、

10平方メートルと言えば約3坪だから、

単純計算で、390万円。

建物が建たない狭小地に、390万円払う人なんかいるもんか、

本人の希望額は300万円。

不動産屋として真面目に査定すれば、

『100万円を越えたらまず売れない、』

どのプロに聞いてもそう言われるだろう。

私が一年前に購入した、間口約1メートルの自販機用地と比べると、

間口は広いものの、広さはほぼ同じ。

その土地を私は50万円で入手したことを考えると、

やはり、高くても100万円が現実的なのかもしれない。

可能な用途としては、

資材置き場、バイク置き場、自動販売機置き場くらいしかなく、

もし300万円で買うと、どれも利回りで約8%~10%くらいは出そうなものの、

融資を受けることには相当苦労することが予想され、

現金一括で買えることが条件になりそうな感じ。

利回りから逆算するに、希望額300万円は厳しそうだと思った、

その査定結果を依頼人に報告すると、

『りゅうさんだったら、いくらなら買ってくれますか?』

『え、だから、、100万円でしょうか、』

『じゃあ、、、150万円で検討してもらえませんか、?』

まさかの展開、

こんな情報、うちの社長に言っても、

『もっとまともな情報持ってこいよ、、』

とかバカにされるだけだし、

乗りかかった船

ということで、話を進めてみることに決めた。

決め手は、奥さんが大賛成しているところ。

奥さんは今、自動販売機経営にはまっている。



つづく。。。






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